低侵襲治療センターも登場
「低侵襲治療」という言葉を掲げ、センターを設立している病院がある。医療法人医誠会医誠会病院(大阪府大阪市)の画像応用低侵襲治療センターと、東京医科大学(東京都新宿区)の心臓・血管病低侵襲治療センターが代表的だ。
医誠会病院の画像応用低侵襲治療センターは、2002年4月に開設。患者の体に負担がかからない低侵襲治療を推進するとともに、03年4月には集束超音波装置(FUS装置)を導入し、切らずに治す子宮筋腫の治療も手がけている。従来の子宮筋腫の治療は、開腹手術やホルモン治療が一般的であり、前者の場合、約2週間の入院生活を強いられていた。しかし、FUS装置での治療は1泊2日の入院ですみ、安静も必要ないので、全国から患者が訪れている。(TEL06-6326-1121)
東京医科大学の心臓・血管病低侵襲治療センターは、1999年3月に開設。心臓・血管病に対する低侵襲治療、たとえば狭心症・心筋梗塞では「経皮的冠動脈形成術」、大動脈瘤では「ステントグラフト内挿術」などを行っている。
「内科や外科といった壁を越え、低侵襲治療の推進を目標に集まって協力し合うために設立しました。現在は心臓・血管病の治療が中心ですが、今後は、消化器科などの分野の低侵襲治療も始める計画があります」と同センター代表の石丸新先生は話している。(TEL03-3342-6111)
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