ホロニクスグループ 栄養管理部

透析食だより

2010年5月号 外食について

外食の問題点外食の困った点は、①塩分のとりすぎになる、②肉類や魚類などの盛りつけ量が多く、たんぱく質、リン、カリウムのとりすぎになることがあげられます。たんぱく質の多いものほどリン、カリウム含有量が多くなりますので注意が必要です。

外食の上手な利用方法

しかし、外食することは楽しみでもあり、一人暮らし、仕事の都合、つき合いなど、外食せざるをえない方もいます。また食欲不振のときに外食が食べるきっかけとなることもあります。上手に外食を利用することで、栄養バランスのとれた食事となるようにしましょう。

【定食を選ぶ】

定食は肉類や魚類、卵、豆腐が中心となっているため、良質のたんぱく質が摂取できます。野菜類、いも類、きのこ類の煮物やおひたし、サラダ、炒めものが小鉢にあると、ビタミン類、ミネラル、食物繊維を摂取できます。丼ものよりおすすめです。

【魚料理を選ぶ】

いわし、さば、まぐろ、あじなど背の青い魚には、コレステロールや中性脂肪を下げるはたらきのあるDHAやEPAが多く含まれているため、おすすめです。

外食の工夫

1.【塩分摂取量を減らす方法】

  1. とんかつ、からあげ、焼き魚、天ぷらにはソースやしょう油、天つゆをかけないようにして、レモンやすだちをかけるようにしましょう。
  2. 味噌汁は具だけを食べるようにして、汁は1口か2口にするようにしましょう。
  3. 漬物はできれば控えましょう。

2.【リン摂取量を減らす方法】

  1. うなぎ、はも、あなご、あゆ、ししゃもなど、骨ごとや内臓などを食べる魚には、リンが多く含まれています。食べる量や回数を少なくしましょう。
  2. 常に血清リン値が高い方は肉類、魚類、卵を3分の1程度残しましょう。

3.【カリウム摂取量を減らす方法】

  1. おひたし、サラダ、炒めものなどは、小鉢1つ分であればカリウム摂取量はさほど気にしなくてよいです。しかし、自由におかわりできる場合は海藻類、いも類、生野菜の摂取量に注意しましょう。
  2. デザートの果物は1口、または1切れにするように注意しましょう。

☆ 薬の服用は忘れないようにしましょう。