ホロニクスグループ 栄養管理部

透析食だより

2016年4月号 おさらいしましょう 食品のリンについて

おさらいしましょう 食品のリンについて 日頃から、リンが少ない食事をすることを心がけておられると思いますが、リンのコントロールが必要なのはなぜでしょうか?

リンは骨や歯、細胞などの成分です。

また、体を動かすときのエネルギーを作り出しています。不必要になったリンは、尿として排出されます。しかし、透析患者さんは、腎臓の働きが十分でないために、排尿することができない、又は、尿の量が少なくなっています。そのため、リンが体内に溜まりやすくなっています。

リンが体内に溜まると・・・

おさらいしましょう 食品のリンについて ①骨がもろくなる…骨折しやすくなる
②関節や皮膚、血管などに沈着する(異所性石灰化)…関節痛、皮膚のかゆみ、動脈硬化を起こす

リンを多く含む食材はどんなものがあるでしょう?

肉類、魚介類、卵類、大豆製品、乳製品、加工食品、練り製品、インスタント食品

※これらの食品を食べるポイント

  • 肉:リンが少ない部位を選ぶ(下記グラフを参照)
  • 魚:リンが少ない種類を選ぶ(下記グラフを参照)
  • 卵、大豆製品:副菜で食べる場合は量を減らす
  • 乳製品:毎日食べない、量を減らすなど
  • 加工食品や練り製品、インスタント食品:調理する前に茹でる

食品添加物がたくさん含まれています。食品添加物のリンは吸収率が高く、血清リン濃度を上昇させやすいので、注意しましょう。調理する前に茹でることで、リンを減らすことができます。

おさらいしましょう 食品のリンについて

参考文献:透析患者さんのミネラル代謝・ホルモンバランス 協和発酵キリン株式会社

おさらいしましょう 食品のリンについて