ホロニクスグループ 栄養管理部

透析食だより

2017年7月号 透析患者さんと脱水について

夏場の気温上昇に伴い、汗をたくさんかいた場合など、水分補給が不十分であると、普段は水分の溜まりやすい透析患者さんでも、脱水を起こします。ですが必要以上に水分を取ると、心臓に負担がかかるため、注意が必要です。今回は透析患者さんに適した脱水予防法について、まとめました。

脱水とは

脱水とは

多量の発汗、下痢、嘔吐などにより、体から失われる水分が多く、それを補う水分や、食事の摂取が不十分な場合に起こります。

脱水とは
  • 症状)食欲低下、頭痛、めまい、脱力、意識障害など
脱水とは

水分

①水分
  • 外での活動をされる方(肉体労働や、庭そうじなど)
  • 運動をされる方 など

発汗量が多い場合は、適度な水分補給が必要です。

対策

  • 体重測定を行いながら、少しずつこまめな水分補給を心がけましょう。
  • 水やお茶のほか、多量の発汗時には、スポーツドリンク※でも良いでしょう。
    (※スポーツドリンクは、糖分、塩分が多めです。飲み過ぎには注意しましょう)

注意

  1. アルコールは、体内で分解される際に水分を消費してしまうため、水分補給には適していません。
  2. コーヒーや紅茶など、カフェインを含む飲料は利尿作用があるため、尿量のある透析患者さんの水分補給には、適していません。

エアコンの効いた室内で過ごされ、発汗量も多く無い場合は、水分を多く取る必要はありません。

塩分

②塩分

多量の発汗、下痢、嘔吐が無ければ、体から失われるナトリウム量は多く無いため、あえて塩分を意識して増やしたり、塩分を付加した熱中症対策商品(塩飴やスポーツドリンク等)を使用する必要はありません。
普段の食事摂取を維持出来ていれば、ナトリウム不足になる事はないでしょう。


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