ホロニクスグループ 栄養管理部

透析食だより

2018年2月号  体重コントロール ~丼物や味付けご飯など食塩の多い食品について~

体重コントロール

体重コントロールで大事なことは食べ過ぎ、食塩・水分のとり過ぎに注意することです。味の濃いものや塩辛いものを食べると水分をたくさん飲みたくなります。食塩の多い食品を上手に調整して食べることで、体重コントロールも良好になります。特に、丼物や味付けご飯は食塩が多くなりやすく注意が必要です。

食塩相当量が少ないものを選びましょう

丼物や味付けご飯の食塩相当量がどれくらいか知り、食塩相当量が少ないものを選べるようにしましょう。

●食塩相当量

※参考資料:女子栄養大学出版「塩分早分かり 第3版」

食塩相当量グラフ
ポイント
  • お弁当でソース等の調味料が別添えになっている場合は、かける量を控えるだけでも食塩量を抑えることができます。
  • メニューに食塩量が記載されている場合は、表示を見て選びましょう。
  • 店によって食塩量が異なります。

副食の選び方

丼の場合

丼+小鉢又は汁になると食塩の摂り過ぎになってしまいます。味付けされていないサラダであれば、食塩摂取量をおさえることができます。

チェックマル

かつ丼+サラダ(ドレッシングなし)
食塩相当量3.1g

カツ丼
チェック×

かつ丼+味噌汁
食塩相当量4.8g

カツ丼

味付けご飯の場合

味付けご飯+麺類のセットがよくあります。汁を残して麺だけにしても、1g程度の食塩はとってしまいます。また、栄養バランスも炭水化物に偏ってしまいますので、味付けご飯+主菜+副菜のスタイルにしましょう。ご飯に味がついているので、汁物や漬物は残しましょう。

●主菜・副菜の食塩相当量

※参考資料:透析ケア2018 1月号、岡山腎不全食研究会、大阪透析食研究会

主菜・副菜の食塩相当量グラフ
チェックマル

五目ご飯+魚の塩焼き+ホウレンソウのお浸し
食塩相当量2.4g


ポイント:魚やお浸しに醤油やポン酢など、味を加えることはしない。

五目ご飯+魚の塩焼き+ホウレンソウのお浸し
チェックサンカク

五目ご飯+とんかつ+味噌汁
食塩相当量5.2g


ポイント:とんかつはソースの量を少量にする。味噌汁は具だけ食べるようにする。

五目ご飯+とんかつ+味噌汁
チェック×

五目ご飯+かけうどん
食塩相当量8.1g
※汁を残しても食塩相当量5.1~6.1g

注意:かけうどんだけで食塩相当量が6.8g(汁含む)。汁を残すと、食塩相当量を2~3g減らすことができる。栄養バランスが炭水化物に偏っている。

五目ご飯+かけうどん

減塩 鮭と小松菜の混ぜご飯
ポイント

主食に鮭と小松菜を使っているので、主菜、副菜にはリンやカリウムが少ないものを選びましょう。たとえば、主菜:ブリのお刺身、副菜:ブロッコリーの和え物など。

栄養量(1人分):エネルギー:367kcal、たんぱく質:12.6g、脂質:8.4g、カリウム:351mg、リン:194mg、食塩相当量:0.5g

野菜のカリウムは『生』で算出

鮭と小松菜の混ぜご飯

*写真は一人前

作り方

  1. 小松菜を1cmの長さに切り、水に30分以上浸しておく。
  2. 生鮭の両面をこんがり焼き、ほぐす。
  3. 1をしっかり水分を切り、ゴマ油を入れたフライパンで炒める。小松菜がしんなりしたら、濃口醤油を入れ、皿に取り出す。
  4. 炊飯したご飯と2と3とゴマを軽く混ぜて、茶碗に盛り付ける。

材料(2人分)

  • 生鮭……………80g
  • 小松菜…………60g
  • ゴマ……………小さじ1
  • ゴマ油…………小さじ1
  • 濃口醤油………小さじ1
  • ご飯……………300g