2012年7月号 旬の野菜は旬に食べるのが一番
太陽の光をたくさん浴びた夏野菜には、水分が多く、ほてった体を冷やすという夏バテ予防の働きがあります。最近はどの野菜も1年中見られますが、やはり旬の時期が最も効果を発揮し、おいしく食べる事が出来ます。
しかし現代は、冷房の効いた室内にいることが増え、汗をかかなくなったり体がほてるということも少なくなりました。既に体が冷えているときには、反対に体を温める作用を持ったみょうがや唐辛子などの薬味や香辛料と組み合わせたりして、おいしく効果的に活用しましょう。
夏野菜の選び方と保存方法
トマト
ヘタの緑が鮮やかでピンとしているものが新鮮。
丸くて赤みの強いものがおいしい。ラップで包み冷蔵庫の野菜室に重ならないように保存。
オクラ
緑色が濃く鮮やかで、表面が産毛でしっかり覆われているものが新鮮。
育ちすぎると味が落ちるため、あまり大きくないものがよい。新聞紙で包んで野菜室で保存。
なす
ヘタのとげがささるくらいで、黒光りしているものを選ぶ。
ラップか新聞紙にきっちり包み保存。冷やしすぎると味が落ちるので注意。
