2013年4月号 1日3食には意味がある
朝食の役割
朝食を食べるのは、主に次のような理由があります。
- 1日のリズムを作る
- からだを温め、基礎代謝を上げる
- エネルギーを補給して集中力を上げる
- 水分を補給し、からだに潤いを与える
ひとは朝目覚めた時、血糖値が低く、内臓や神経また脳の働きも低下した状態にあります。
朝食を食べることで、その状態を正常に戻し、からだを目覚めさせます。
3度の食事でからだイキイキ
①わたしたちのからだには、約1日を周期とする『体内時計』があり、このリズムによって、神経系や内分泌の代謝を調整し、体内の恒常性を保っています。規則的な食事はからだのリズムを調整する大切な役割があります。
②からだが一日に必要とする栄養素を過不足なく摂るためには3食の食事が必要です。朝食でからだを目覚めさせ、昼食で午後の活動のエネルギーを補給し、夕食で睡眠中につくられる筋肉や骨の材料を補給します。
最近、痩せるために朝食を抜くという話をよく耳にしますが、美しく健康的な体とは、単に痩せているスリムな体型ではありません。自分の骨格に合った肉づきが最も美しく、健康的な体型と言えます。
しっかりとからだが必要な栄養を摂り、身体的また精神的な健康を保つためにも、規則正しく3食の食事を摂りましょう。
