2013年11月号 食欲の秋 食べすぎないコツ
“食欲の秋”到来
暑い夏も終わり、美味しい食べ物が沢山収穫される季節となりました。
秋になり、少しずつ気温が下がってくると、体温を維持するために多くのエネルギーが必要となります。体がエネルギーを溜め込もうと働き、食欲が増すと言われています。
食べ物が美味しい時期だからこそ、食欲をコントロールしましょう。
食べすぎないコツを紹介します。
①よく噛んで食べましょう
ゆっくりよく噛むことで満腹感が得られ、食べすぎ防止に繋がります。
一口につき20~30回噛み、1回の食事に20分以上かけるのが目安です。
②食べる順番を意識しましょう
先に野菜から食べましょう。野菜に多く含まれる食物繊維は、お腹が膨らみやすく、糖質や脂質の吸収を緩やかにします。噛みごたえのある食材を選ぶこともポイントです。
③就寝前の飲食は控えましょう
夜遅くに食べると、エネルギーとして消費されず、体脂肪として体に蓄積されてしまいます。
食事や間食は就寝2~3時間前までにすませましょう。
④適度に身体を動かしましょう
口から摂取するエネルギーを減らすだけでなく、消費するエネルギーを増やすことも大切です。
食後20~30分で、エネルギーが脂肪として溜め込む作業が始まります。このタイミングで運動をすると、血糖値の上昇や脂肪の蓄積が抑えられます。ウォーキングやストレッチなど、簡単に出来ることから始めましょう。
⑤間食は量と頻度を決めましょう
お菓子類には多くの糖質や脂質が含まれているため、食べすぎに注意が必要です。
目安は、1日200kcal程度までとされています。
1日3食、バランス良く食べるのはもちろんのこと、①~④を心がけた上で、間食の量と時間を決めて、楽しみましょう。
