ホロニクスグループ 栄養管理部

栄養だより

2012年5月号 鉄が足りていない!?

貧血とは、血液中の赤血球に含まれる「ヘモグロビン」が不足している状態をいいます。
ヘモグロビンは「鉄」と「たんぱく質」で構成され、血液を巡って全身の細胞に酸素を運ぶ働きをしています。ヘモグロビンが不足すると全身の細胞が酸欠状態となり、疲れやすい、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、顔面蒼白などの症状が現れます。

高齢者の貧血に多くみられる原因

摂取不足

欠食や偏食、過剰なダイエット、外食やインスタント食品が
中心の食事など、食生活が乱れていると1日に必要な鉄を
十分に摂取できません。

過剰な喪失

潰瘍、痔、癌などによる消化管からの出血。

吸収不全

胃切除などにより胃酸の分泌が減少すると、鉄の吸収が障害されます。
※特に高齢になると、食事量の減少による鉄不足や、胃液分泌低下による鉄の吸収不全になりがちです!

貧血を予防するには!

ヘモグロビンの主成分である「鉄」と「たんぱく質」をしっかり摂りましょう。

鉄が足りていない!?1日に必要な鉄分は、70歳以上の男性は7.0mg、女性は6.0mg(閉経前の女性は11.0mg)とされています。
鉄を多く含む食品を中心に、主食、主菜、副菜を組み合わせた、バランスの良い食事を心掛けましょう。